草薙の剣は熱田神宮にあるのが本物!新天皇の承継の儀で使われているのはレプリカ?

2019-05-01

草薙の剣(本来の名は天叢雲剣)は熱田神宮に本体があると聞いていますが、新天皇の即位の儀式で承継される三種の神器の草薙の剣は違うものなのでしょうか?

本体でないとしたら、レプリカ?とかなんでしょうか?

新天皇が剣璽等承継の儀で受け継がれる三種の神器のうちのひとつ、草薙の剣についてちょっと疑問に思ったので、調べてみました。

歴史にあまり興味のない方でもわかりやすいように書いてみたいと思います。

 

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草薙の剣(天叢雲剣=あめのむらくものつるぎ)とは?

草薙の剣は、本来の名前は天叢雲剣といいますが、本体と分身(形代)の二種類があるそうです。

本体はご存知の方も多いと思いますが、名古屋の熱田神宮の御神体として祀られています。

なので、皇居にあるのは分身(形代)の方になります。

普段は天皇皇后両陛下の寝室の隣にある「剣璽の間」に安置されているそうで、しかもこの分身は二代目になるそうです。

分身の剣はなぜ二代目なのか

これは「古語拾遺」という書物に書かれているそうですが、10代崇神天皇が神器と同居するのは畏れ多いからという理由で、新たに分身の剣を造らせました。

ところがこの分身は1185年の壇ノ浦の合戦で安徳天皇とともに海底に沈み、行方不明になってしまいます。

行方不明になった宝剣の代用品として、84代順徳天皇が即位した際に伊勢神宮から贈られた剣を新たに宮中の宝剣とし、それが今の天叢雲剣となって今日まで受け継がれています。

 

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熱田神宮にある本物は今どうなってるの?

なぜ熱田神宮の御神体は草薙の剣になったの?

12代景行天皇の皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)は東国平定の命を受けて、伊勢神宮に参拝した折、倭姫命(やまとひめのみこと)から天叢雲剣と燧(ひうちいし)を授けられました。

駿河の国で狩りをしていたときに、賊から襲われた日本武尊は、その神剣で草を薙ぎ、燧で火を点け賊を滅ぼしたので、この神剣を草薙の剣と称するようになったということです。

 

日本武尊は東国を平定した後、尾張の国に帰られ、宮簀媛命(みやすひめのみこと)を妃にします。

伊吹山の賊を平定するよう天皇の命を受けた日本武尊は、なぜか宮簀媛命のもとに天叢雲剣を置いて出発。

伊吹山中で病に倒れ、そのまま帰らぬ人になってしまいました。

 

宮簀媛命は託された草薙の剣を尾張氏一族の祭場としていた熱田の地にお祀りしました。

これが熱田神宮のはじまりです。

なので、熱田神宮の草薙の剣が本体なのです。

 

本物の草薙の剣はどうなっているの?見ることはできる?

現在、草薙の剣は熱田神宮の本宮にご鎮座されています。

草薙の剣は御神体なので、公開されることはないそうです。

歴史上複数の人が見ようとして、呪われて祟りによって死ぬこともあったと言われ、誰も見たことがないとされています。

実際、熱田神宮の宮司さんや天皇陛下でさえ、見てはならないということです。

 

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草薙の剣まとめ

というわけで、剣璽等承継の儀で承継される三種の神器のうちのひとつ、草薙の剣(天叢雲剣)は分身(形代)だということがわかりました!

知ってましたか?

歴史の授業で習ったかもしれないけど、私、完全に忘れてましたね。

あとのふたつについてもいい機会なので勉強してみたいと思います。